これはキノコの原木栽培雑記です。
千葉県という、キノコ栽培にとって不利な環境条件の下で、 わし=ちば!こと、きのこ堂
一般に栽培されるキノコは、腐朽菌です。
腐朽菌とは、既に枯れている木材を分解する菌の事で有り、主に栽培されるのはシイタケ・ナメコ・ヒラタケなどです。
しかし、これらの栽培可能な菌類も、各々の菌の性質を知らなければ難しい部分が多々有ります。
かれらも生き物なので、適した生育環境と言うものが有り、それを知っていると知らないとでは、その栽培成果に大きな差が生じます。
腐朽菌の成長は、畑の作物や花、盆栽などと違い、その成長は目に見えにくいものです。
その分、キノコが発生する迄の不安は有りますが、だからこそ、発生したときの喜びは大きいです。
栽培方法として、木に菌を接種し栽培する原木栽培と、おが屑や糠などを混ぜた菌床に菌を接種して栽培する菌床栽培が有ります。
自然界のキノコに、より近い状態での発生を求めて、今まで原木栽培のみをやってきました。
そして自身の栽培環境をも把握した上で、キノコを発生させられた時の感動と自信と喜びをここに記したいと思います。